受信用アンテナのDHDL(Double Half Delta Loop)におけるRDFとは、Receiving Directivity Factor(受信指向性係数)のことです。
これはアンテナが「正面(最も感度が高い方向)の信号」を、それ以外の「あらゆる方向からのノイズや不要な信号の平均」に対して、どれだけ効率よく拾えるかを示す指標です。
[1]
DHDLにおけるRDFの特徴は以下の通りです。
- RDFの値: DHDLのRDFは、一般的に約10.5 dBから11 dB前後とされています。これは、同様の設置スペースで使われる「フラッグ・アンテナ(Flag Antenna)」と比較して約2.5 dBほど高い数値です。
- なぜRDFが重要か: 160mや80mといった低い周波数帯(ローバンド)では、外来ノイズが非常に多いため、単に感度(ゲイン)が高いことよりも、ノイズを避けて必要な信号だけを浮かび上がらせる「RDFの高さ」が受信性能の鍵となります。
- 指向性: DHDLは鋭いカーディオイド(心臓形)の指向性を持ち、正面方向に対して非常に高いS/N比を実現します。 [1, 2, 3, 4]
DHDLは、2本の10m程度のポールだけで設置できる地上独立型のアンテナで、広い土地を確保できないアマチュア無線家でもローバンドで高い受信能力を発揮できるため人気があります。
[1, 2]
Google AIですが、的確な答えが返ってきて驚きました。
MMANAでは平均利得の表示がありません、私が判らないだけでしょうか?
これもAIに聞きましたら 返答? だが更に理解できず・・・。
アンテナシミュレーションソフトのMMANA(MMANA-GAL)には、平均利得(Average Gain)という名前の直接的な計算項目はありませんが、以下の方法で実質的な効率や平均的な利得特性を確認することができます。
1. 平均利得の概念とMMANAでの対応
MMANAでは主に「最大利得(Ga [dBi] または Gh [dBd])」が表示されます。
もし「全方向のエネルギーの平均」という意味での平均利得(通常、アンテナの放射効率を確認するために使われる指標)を計算したい場合は、
「自由空間」での計算結果が参考になります。
[1, 3]
- 放射効率の確認: アンテナに損失(エレメントの抵抗やコイルの損失)が含まれる場合、計算結果の利得が理想値より低下します。
- 平均利得の目安: 損失が全くない理想的なアンテナを「自由空間」で計算した場合、全方向の利得を平均(真数で平均してdBに戻す)すると理論上は 0 dBi になります。 [1]
2. 計算結果の確認方法
計算(Calculate)タブで「Start」をクリックすると、以下の項目が計算されます。
[1, 2]
- Ga [dBi]: 等方性アンテナを基準とした最大方向の利得です。
- Gh [dBd]: 半波長ダイポールを基準とした利得です(自由空間で Ga - 2.15 dB)。
- FB比 (F/B): 前方と後方の利得比です。 [1, 2]
3. 指向性パターンによる「平均的」な利得の把握
特定の方向だけでなく、全体的な飛びを確認したい場合は「パターン(Far Field Plots)」タブを確認します。
[1]
- 水平面(Azimuth)/ 垂直面(Elevation)パターン: 3D表示機能を使うと、アンテナがどの方向にどれだけのエネルギーを放射しているか視覚的に把握でき、これが「特定の角度での平均的な強さ」を知る手がかりになります。 [1]
4. 損失を含めた計算
短縮コイルなどを使用している場合、エレメントの「材質」を設定したり、給電点に抵抗分を含めたりすることで、損失を含めた実効的な利得を算出できます。これにより、放射効率を含んだ上での「平均的な性能低下」を予測することが可能です。
[1]
もし「アンテナ効率」そのものを数値として詳しく解析したい場合は、MMANAのエンジンであるMININECよりも、NEC-2エンジンを搭載したソフト(4NEC2や、MMANAの上位版であるGAL-ANAなど)の方がより詳細な平均利得テスト(Average Gain Test)機能を備えていることが多いです。
[1]
現在設計されているアンテナは、特定の方向への利得を重視されていますか?それとも全体的な放射効率を気にされていますか?用途を教えていただければ、より具体的な見方をご提案できます。
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