タイムグラファの修理 IC-70
時計販売と時計修理用計測器の修理をしておりましたが、 65歳で廃業しました。
当時の顧客から修理を依頼され久々にタイムグラファという機械式時計の精度を計測する機器の修理をしました。
ペーパーの上に精度が打ち出される、機械式のoscilloscopeのような物です。
この基板一枚で動作しております、右上が10.56KHZ水晶振動子、CAN-TYPEのICが分周用フリップ・フロップでモーターを駆動する電力を作ります。 次の画像は時計の鼓動をピックアップするマイクです。 基板左下のCAN-TYPE ICで増幅してソレノイドを振動させて
感圧紙に記録します。
この機は前期型でCAN-TAYEのアナログ的回路で側板は木製、後期型はTTL-ICで側板はプラスチック製。
それにしても、50年ほど前の機器です素晴らしいことにほとんどのパーツは劣化しておりません。
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