ビバレージ・アンテナ考 BOG
BOGビバレージ CQ World-Wide 160m DX Contest CWは30局ほど北米を中心にQSOをしました。
「未QSOの局と北米」を目標でした。
結果は二十数局の北米とのQSOです、コンテスト・ステーションから「 JA0? 」 「 RI? 」 のようなリターンが帰ってきます。 送信と受信のバランスが取れ、耳が良い結果を確信しました。
今回敷設したのが北米向け150m長ビバレージ・アンテナです。 コンテストの前日1時間ほどで仮設したのですが二つのセオリーを無視した設計です。
① 地上高 0メーター
つまり地上に這わせた150mのワイヤーです。
② 川に沿った設置
様々な資料によると川に沿った設置は性能が出ないとありますが、150m総て川の 土手にワイヤーを這わせました。 ワイヤーを止める支柱は1本もありません。
ビバレージは夢のアンテナで無く、SNが数デシベル程度上がる程度ですがその数デシが明暗を分けとても受信が楽になります。
EU向けビバレージとTOWER中間のループ・アンテナは常設ですが、3本を切り替えると面白いように結果が変わります。
今回思ったのはどんな形でも挑戦すればなにか結果がついてくる、スーパーステーションを作っているわけでは無いということです。
ビバレージは私のような田舎に住んでいる局しか出来ないのかもしれませんが、いろんな失敗だらけのアンテナ制作ですが、時には良い成果が出て嬉しいです。
今回は川の土手の設置したアンテナで常設ではありません、外気温が上昇したらサッサと撤去します。
( 画像は仮設ビバレージの給電点 アースはアースマットに接続 )
| 固定リンク | 0
コメント