2023年11月21日 (火)

TL-922は手がかかる!

 今朝の70 160mはラッキーでした!
そのTL-922ですが夕方、H44 160mをCALLし始めたのですがPOWERが出ない.
QSOはできたのですが、おかしいとチェック開始。
FTDX5000MPからの入力は十分、ところがアイドリング電流が100mAといやに少ない。
と、裏から3-500Zを見ると右側の3-500Zのヒーターが点火してない!
これは3-500Zによくあることです。
ヒーターのピンのハンダが熱で溶けだして真空管から延びたワイヤーとピンとの接続が不良となったようだ。

3500z1

そしてソケットも接触不良発生してるのでヤスリでゴシゴシ!
3500z2

3-500Zのヒーターピンと真空管からのワイヤーの隙間が大きいのでスズメッキ線を叩いて
平たくしてピンの中のワイヤーとの間に押し込んではんだ付けして作業終了。
手はかかりますが楽しめるのがTL-922デス。

3500z3  

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2023年11月13日 (月)

電流計に回り込み!

Amp_20231113223401

  2022年1月にAMZONで購入した電流計とても便利に使用中です。
中華製品も良い選択をすれば大いに役に立ちます。
それが80m、TL-922で送信中! なんと40Aと表示(画面は別です。)
200V×40A=8KW もう10Aでブレーカーが落ちる数値。
これは回り込み、80mの高周波かコモンモードが悪さをしたようでパッチン・コアを数個電源ラインに挿入して正常表示に戻った。
明日、専用のフイルタに置き換えます。

通常はVL-1000をFT8時は最高500W程度で使用中ですが、POWERが必要なLow-Band 160/80mは今シーズンからTL-922を使い1KWで運用しております、球のAMPは丈夫です。 TL-922のFT8送信は両側に子供が発生しますが、きれいな電波が出るよう対策済で、もちろんTL-922も総通に届け済です。

 

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2022年1月16日 (日)

3-500Z メンテナンス

 今朝、あまりにも飛ばないLow-Band・・・・・・。
昨日はTL-922のメンテナンスを実行。

先日、3-500Zのハンダが溶けたソケットのピンを観察すると黒く接触不良の痕跡が残る。
ソケットの交換時期でしょうが、その前にピンの接触面の研磨することとした。

用意したのが直径4mmのダイヤモンドやすり。
ピンを破壊しないように慎重に作業、やすりを前後させるのでは無く、回転させながら研磨。
やすりはダイヤモンドヤスリかなり粗い番手なので、内部は直ぐに研磨終了。
細かい目のやすりで仕上げてアルコールで洗浄して仕上がり。

通電し30分経過して発熱してないのを確認し2号機3号機も同じ作業をして終了。

3500z

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2022年1月11日 (火)

パンク寸前

今朝、160m 運用の準備を開始。
TL-922に火を入れる、POWERは規定値が出た。
LZ2IIとQSOの数分後、どこかで「ピチッ」 数分経過で 「ピチッ」
昨日も2回ほど出た異音に非常事態と電源を落とす。

高電圧で放電するのはTL-922の平滑回路かリップル対策で高電圧の外付け並列回路。

400V 430μF の一本に孕みを発見(2時の方向)このまま放置すると電解液がゴムを破って噴出。
原因はブリーダー抵抗 47KΩの断線のようです。
静かに噴出すれば良いが突然くると爆発することもあるので即対処、

Capa

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2022年1月 8日 (土)

TL-922 3-500Z トラブル

昨夜、160mでEUを聞いていると突然「ジー ジー」とスノーノイズが発生。
今夜は雪か! と窓の外を見ても雪の気配なし。

どこかで音がするのですが分からず、オヤとTL-922の電源を切ると途端にノイズが消滅。
そしてTL-922の右側ケースがほのかに暖かい!

TL-922の上蓋を開けるとRF部が暖かい、高圧に入れている1Aのヒューズは無事。
3-500Zを抜いて驚く! 画像のようにハンダが溶けスパークの痕跡。

ソケットの接触不良でスパークしノイズが出たようです。
熱で変色もあるようで最良の措置はソケットの全数交換でしょうか!

3500_20220108181701

35001

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2021年11月 2日 (火)

TL-922 トラブル!

Tl9221 
 昨日のHD8R 160mはTL-922 を使用しました。
VL-1000でFT8を1KWで運用するのは、リスクがあります。

そこで登場が古女房のTL-922です。
HD8R 160mとのQSOが終わり, 他の局をCall開始で、オャ Powerが出ないゾ。
IPは流れるがPowerが出てこない、Tuningが取れない
先日も同様の症状がでたのですが、正常動作と不具合を繰り返しておりました。

さっそく修理に入りました。
BAND-Switchの不具合かと探る。
配線図をたどりテスターで導通を確かめる。
接続はOK、BAND-Switch接点はOK,今度は絶縁をテスターで見る。
160mBANDで2kΩの導通がでた、あり得ない数値で200PFのドアノブコンと,10PF 6KVのセラミックコンデンサー。
画像一番目のセラミックコンデンサーの絶縁破壊が原因でした。
これを交換して一件落着。

1は破壊されたコンデンサーの場所
2はヒータートランスに入れた1Aのヒューズ、これがあると3-500ZのGKタッチでヒータートランスの焼損を避けられます。
3は内臓のACフイルタです。

Tl9223

手間のかかるTL-922の修理、メンテナンス記録を上部パネルに貼ってあります。

手間はかかるが頼りになる「かわいい リニア」です。

Tl9224

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2021年7月28日 (水)

TL-922 改造の盲点

 TL-922の改造で皆さん3-500ZのグリッドのRFCを削除してシャーシーに直接アースされています。
改造されている方は殆ど採用されていると思われます。

しかし大きな盲点がありヒーター・トランスの焼損につながる可能性です。
それは3-500ZのG-Kタッチです、G-Kタッチによりヒーター・トランスがショート状態になります。
トランスの焼損は他のパーツと違い、即ジャンクにつながります。
15AのMAINヒューズは飛びません! 

解決・予防法はヒーター・トランスに2Aフューズをいれるか元の回路に戻すことです。

RFCがあってG-Kタッチの場合はRFCが焼損することにより、事故は避けられるんですね!

Tl9221_2

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2021年1月 9日 (土)

作業机と オリンピック返上

Desk

正月気分もお終い、シャックの整理・整頓もほぼ終了。
QRZ.COMにサブ・リニアのTL-922とメインのVL-1000の画像を追加。

隣の小諸市はレベル5に突入! 東御市も数人感染が発表された、いよいよ正念場。

残念ながらオリンピックは返上 中止したほうがよさそうだ。
アスリートの皆さんには非常に気の毒だが、世界からこれ以上持ち込まれたらかなわん!

一人持ち込むと鼠算式に増えるこのウイルス、ワクチンが行きわたっても感染は続く。

政治家は人気を失うのでオリンピック返上には言及しないが勇気ある撤退を!

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2020年9月16日 (水)

真空管リニアのFT8 電波の品質 (2)

 TL-922の近接スプラッタ対策です。
160mでのスプラッタの原因は高圧電源へキャリアの漏れでした。
3-500Zで増幅された高周波が高周波チョークから高電圧回路に漏れて高電圧を変調し、再び3-500Zの電源として供給され、高周波の波形がTL-922の入力波形と違う波形となりました。

対策1
これは「高圧回路のレギュレーションが悪い」と思い平滑回路を外付けしました。
これは作業のわりに変化がありませんでした。

対策2
高周波漏れ  回路図によると高周波チョークを二つ使用しています。 このうちL1は各バンドでの安定した出力を得るための特別なチョークです。
対策はL2 12μHを強化します。160mBANDでの容量が足りないのが要因、またバイパス・コンデンサもありません。
新作したL2は FT114 #43に0.5mmPC線を20t 250μH実測  バイパス・コンデンサーは 0.001μF 12.5KVを使用。

結果
対策2の改造で大分良くなり実用に供すると判断、今後も対策を進めます。

 

こう思うとTL-922のような旧式の真空管リニアアンプで高出力を出されることは厳しさがあります。
JARDさんにお頼みすれば、こんなリニアでも7K円でOKになっちゃうんですね、どんなふうにスプリアス確認されたのか大いに疑問!
因みに私は同じTL-922をもう一台所持しており同じ方法で解決。

どうすれば品質が悪くなるのかを自分でモニターして確かめておくことが大事ですね。
例えば ALCを降らせるとどうなるか、私はALCを振らせても品質に変化はありませんでした。
これは友局があればモニターもしてもらえます。

私の通常の運用はTL-922は今は諦めて、まずは安心なVL-1000で運用中です。

 

601

改造箇所です。

922

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2020年9月14日 (月)

真空管リニアのFT8 電波の品質 (1)

Ft8-sp

これは、ある局の160m FT8のWSJT-X画像です。 主信号の左側にくっきりと「お子様」がいます。
多分、真空管リニアアンプをお使いですね。

Tl922-1kw-ft8-kiritori

これは、私のTL-922 1KW  ダミーロードに 出力し室内の他のTRXでモニターした画像。
お子様を左右に、それもかなりのスプラッタです。
これは皆さんに大迷惑を掛けます、現在はVL-1000で運用してます。

 

Tl9221kwshingle1

そして、こちらはシングルトーンでの画像です。
ここで良く見ると60Hz離れて お子様 がいることが分かります。

WSJT-Xの横軸は500HZ間隔です。

ここで、お分かりいただけたでしょうか、最初の局の画像は100Hz離れています。
長野県の電源周波数は60Hz です、最初の画像の局は50Hzの地域の局なのです。


電源周波数とお子様の関連はひと月ほど前に現象は分かっておりました。
しかし今日まで解決しませんでした。

下の画像が、対策の進んだTL-922 での 1KWの画像です。

粗大ごみからの脱出です。

解決方法は、数日中に書きます。
私は通常はVL-1000を使っていますので、そこそこの信号と思っていますが。
自分の信号はモニターしないと鼻つまみ局になりますね。

ALC
「 ALCを振らせてはいけない!」がFT8のセオリーと言われておりますが、私の場合、ALCをかなり振らせても信号は悪くなりませんでした、最近の優秀なRIGは良くできてます。
ALCを振らせて品質が悪くなるようなRIGは使えませんね。

スプラッタしてるか、どうかは 自分で確かめましょう! スプラッタが出なければPOWERが出せます!

それにはモニター受信機が必要です。

Tl922-ft81kw

 

 

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