2007年11月12日 (月)

2007年度 「信州 匠の時計修理士」合格発表

合格された皆さんおめでとうございます! 

本年度の「信州 匠の時計修理士」の合格発表がありました。情報によると約40%の合格率とのこと、狭き門です。合格を目指し1年間にわたり努力された受験生に敬意を表します。

合格発表ページ

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2007年7月 3日 (火)

ニコラス・G・ハイエックセンター

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右の画像は2004年4月17日のバーゼルフェアでのΩのプレスカンファレンスの様子です。右から2人目がスウォッチ代表のニコラス・G・ハイエック氏です。

5月24日に銀座6丁目にオープンしたのはニコラス・G・ハイエック氏の名前を冠したスウォッチジャパンの本社ビル 「ニコラス・G・ハイエックセンター」に昨日いってきました!。 取り扱いの オメガ・ブレゲ・グラスヒュッテオリジナル・ジャッケドロ・ロンジン・スウォッチ等の直販が行われています。

驚愕したのは左の画像が1Fですが各ブランドの円柱のブースがあり時計を見ていると女性が近寄り 「どうぞ、こちらがエレベータになっておりましてΩのフロアーへ!」 ぶっ飛びました。 このビルの設計は世界に注目されている建築家の 坂茂(ばん・しげる)氏だそうです。

Ωからジャッケドロ・ブランパン・グラスヒュッテオリジナル 素晴らしい時計を見せていただき満喫して参りました。 イヤー こんなのは世界中で日本だけですね、スイスでもこんなのはありません。   時計ファンの皆さん 行くべし!スウォッチ は凄い!。

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2007年6月26日 (火)

オリエント グランプリ100 多石狂騒時代

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以前所有していたオリエント時計のグランプリ100です。石数が多ければ正確な時計という「多石狂騒時代」の100石の時計です。

なんと89個のルビー 11個のサファイアがムーブメントに散りばめてあります。 時計の通常の石は磨耗を防ぐための軸受けに使われておりますが、サファイアは自動巻きのローターに7石、受けに4石。そしてムーブメントの周辺も・・・・・・。

現代でしたら99.99%のゲルマでもムーブメントにいれると売れるかも。(笑)

近日中にもう1本「多石狂騒時代」の時計をご紹介します。

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2007年6月23日 (土)

5722 GS クロノメータ 多石狂騒時代

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5722GSクロノメータをオーバーホールしました。文字盤には35石の表示があります。 手巻きですから20石もあれば上等ですが、当時は石数が多ければ高級品というトレンドでした。 オリエントには、なんと!100石というモデルもあった、そんな時代でした。分解してみるととんでもない所に石が入っています。カレンダーの日車の下、日回し車の下、等々 。(地板画像をクリックすると判明します。)

つまり無理やり石をいれて石数を増やしたんですね。まだまだ時計文化が未成熟なころの最高級時計です。

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2007年5月29日 (火)

本年度 匠の時計修理士3級講習会 が始まりました。

P1010209 松本市の松本技術専門校で匠の時計修理士3級講習会が開始されました。私が所属する長野県時計宝飾眼鏡商業協同組合 の匠の資格者4人がその講師を勤めます。

私も指名を受け10回の講習の内の3回の講師を勤めることになりました。参加される皆さん全員が合格しますように私も一から勉強しながらこの任にあたりたいと思います。

時計修理士国家検定は当初は機械式時計で検定を行いましたが、昭和39年の諏訪セイコー(現セイコーエプソン)のクオーツ腕時計の発明により、数年後の時計マーケットは機械式からクオーツに大きくシフトした。クオーツ時計の時代となり、技能検定の実技試験にはクオーツ腕時計が使用され、現在に至ります。

現在ご承知のように人気の高級時計は殆ど機械式時計なのです。機械式を修理できる技能の伝承が20年以上も途切れてしまいました。 正にこの時が技術伝承の好機と当組合の皆さんが捉え、2004年に匠の時計修理士が、長野県の資格認定制度第1号となり、東洋のスイスと言われた県内の時計製造メーカー セイコーエプソン シチズン平和時計 ミヨタ の3社の強力なバツクアップで始まりました。 そして3年間で1・2・3級あわせて39名の匠の時計修理士を輩出し活躍しております。又昨年は盛岡セイコー工業(メカGSの製造元)が中心になりまして、岩手機械式時計士技能評価がスタートいたしました。本年も2年目の試験が行われることが発表になっております。

昭和30年代はCMWという時計修理の資格もあり、800人もの資格者を輩出し、そのご開始された技能士国家検定と合わせて日本の時計修理を支えてきました。CMWの試験の復活も大いに期待したいところです。

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2007年5月25日 (金)

クロックのオーバーホール in Uhren-Atelier

P1010060_2   今日は一日雨降り、こんな日は外商にでず、大型クロックのオーバーホールをしました。 私もまだまだ新米修理士なので分解の前には必ずデジタルカメラで数十枚撮影いたします。 この方法は腕時計のオーバーホールでも同じ方法です。

このクロックはオランダ・ワルミンク社製ですがムーブメントはドイツ製です。 この時計は報時機構がないシンプルです。 画像下にワイヤーが見えますがワイヤーの先には重睡(おもり)が下がります。

半日かけてオーバーホールし Uhren-Atelier の壁に掛けました、時計が修理により動き出すといつでも感激です。

一週間ほどかけて時間調整をいたします。

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2007年4月26日 (木)

信州 匠の時計修理士の申し込み開始!

Takumiken  本年度の「信州 匠の時計修理士」の受験・講習会の募集が開始しました。 4年目を迎えるこの資格は長野県の時計屋さんが、自ら機械式時計の修理技術の研鑽と伝承のために長野県の認証を受け発足した制度です。 松本技術専門校で各級事前の講習会がセイコー・エプソンの竹岡先生を中心に開催されます。 竹岡先生は技能オリンピックでのグランプリを受賞され昨年は現代の名工にも選ばれた素晴らしい先生です。

どうぞご参加ください。 HP http://www17.ocn.ne.jp/~naganoji/jyukenannai.htm

松本技術専門校  HP http://www.pref.nagano.jp/xsyoukou/matsugi/zaishoku/tokei.htm

ご相談にも応じますので、コメントをください。

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2007年4月24日 (火)

タイムグラファのレストア

P1010259 大分前に入手してあったタイムグラファーのレストアが完了しました。 STAR GRAPF のネーミングのこの測定器の第一印象はグッドデザインです。 最初はスイス製かと思ったのですが、馬場製作所というれっきとした国産品です。

機械式時計はもちろん、超音波時計(オメガ f-300 等)も精度の計測が可能です。

さっそく、私の販売サイトに掲載しました。

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2007年4月22日 (日)

「時計は鉄砲なり」

Watokei1 澤田 平さんといえば、なんでも鑑定団の鉄砲・和時計の鑑定士でお馴染みの方です。書の中で氏は「時計は鉄砲なり」と語っております。アジア諸国のなかで鉄砲・時計を当時製作できたのは日本だけだそうです。  鉄砲鍛冶の技術者が洋時計から和時計を作ったのですね!

以前、セイコーエプソンの偉い方がおっしゃっていたのは

「エプソンが世界一のプリンターを作れたのは、時計を製作した技術があるからです。」とおっしゃっていました。     この二つの言葉を連結すると、「鉄砲はプリンターなり」になります。

和時計を研究したこの本ですが、残念ながら絶版のようです。

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2007年4月 2日 (月)

フーコーの振り子

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コリオリ効果は、水が排水口に流れる時に、常に半時計周りに渦が起きます。(北半球において) また、北に向かって撃った砲弾は常に東にずれて着弾しました。

これは、地球の自転によって起こる現象です。

「それでも地球は動いている」とガリレオの有名な地動説の話ですが、ガリレオの死後2世紀後自転を証明し科学と宗教の戦いを終わらせたのが フーコー です。

画像は、昨年この時期に訪れたスイス・ビエンヌ(ビール)のオメガ本社のエントランスに設けられた フーコーの振り子 です。右の画像の吹き抜けの天井からワイヤーで吊るされた振り子のです。

フーコーの物語はこの本で見ました。

Fufu

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2007年3月 2日 (金)

福野礼一郎の宇宙 甲・乙

Fukuno1 以前、八重洲ブックセンターで「極上中古車を作る方法」という氏の著書を見て、思わず2,500円と本とするとかなり高額なのだが購入してしまいました。

私の仕事の時計のレストアに大いに参考になった本です。

福野さんの著書の返品率は20%だそうです、60%ぐらいは本の返品率は普通だそうなので脅威的な本です。

 今回の福野礼一郎の宇宙 甲・乙は実は図書館で借りてきました。本を図書館で借りたのも小学校以来です。

ま、そんなことはどうでも良いのですが、福野さんは車の評論家なんですが、この本にはかなり時計のことも書いてあります。

「車と時計の違い」 こんなこと書けるひとは居ません。

時計のオーバーホールとか時計のケース磨きのノウハウまで書いてあります、私も大変参考になりました。

書いてあるのは スホーイ/ ランゲ&ゾーネ/ 時計オーバーホール/ LENDA16/ タミヤのタイガー/ ファーバーカステルのパステル/ ベルジョンのキズ見/パテック 3796 5050 /イーグルのバッグ/ HAL  /ルイ・ビトン/ ニコルソンのヤスリ/ スナップオン/ ラムゼスⅡ /シュアファイア その他

必見の「福野礼一郎の宇宙 甲・乙」の2冊の本です、アマゾンの回し者の佐藤でした。

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2007年2月 7日 (水)

掛け時計・オーバーホール

P1010348  先日、叔父の葬儀がありました。

戦後から八百屋を繁盛させ、主婦に人気のオヤジでした。

私にも、商売について熱く語る良い叔父でした。

葬儀終了後、菩提寺の住職を寺までお送りすると、私のオヤジ(時計修理職人)が昔に修理した時計が止まっているとのことで、お預かりしてまいりました。

そして、オヤジに修理を頼むと「俺はもうできねよ!」と言われたのですが、住職からも直々のお電話もいただいて、やる気になり分解掃除を始めました。

1日もすると、ムーブメントの修理も終わり柱に取りつけテストが始まりました。

時打ちもゼンマイを巻いたので、家中に渦ボンの柔らかく時を知らせる音が ボ~ン ボ~ん と鳴っています。

二週間程でテストが終わると本堂の柱に戻り時を刻みます。

時計職人のオヤジは 先日、喜寿を迎えました。

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2007年1月31日 (水)

精密時間調整(2)

1月27日にオーバーホールと精密時間調整した腕時計ですが順調に時を刻んでおります。

4日経過し、昼間は腕に装着し夜はデスクの上に文字盤を上の状態で置いて、4日トータルでプラス20秒です。

目標の±5秒/1日(通常携帯)の精度がギリギリですが出たと思います。

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2007年1月28日 (日)

精密時間調整(1)

P1010326 「今日の作業机(4) オリエント自動巻き」で精密時間調整したのがこの時計です。

日差 ±5秒以内 最大姿勢差 (ゼンマイ全巻き 5・24時間経過 5・合計10ポジション)10秒以内をタイムグラファでの測定でクリアしました。

まず、オ-バーホール後ヒゲゼンマイの内端カーブと振れ取りとテンプの重り取りを行い上記の規格に調整しました。

匠の時計士の講習会で習得した技術を証明する時がやってきました。

実際の使用でどのような結果がでるか2週間のランニングテストに入ります。

まずは、腕に装着してテストです!

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2007年1月27日 (土)

今日の作業机(4) オリエント自動巻き

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今日の作業机はやっと本業のメカニカルウオッチのオーバーホールです。

この時計は「信州 匠の時計修理士」の課題の時計です。

試験から久々にこの時計のオーバーホールをしたくなり、昨年の講習で教わった日差 10秒以内、5姿勢・全巻・24時間経過時・姿勢差合計20秒以内の2級の基準を越えて、日差 ±5秒以内 姿勢差 10秒以内を目指して作業を開始しました。

かなり厳しい精度です、気合をいれて作業したいと思います。

そしてこの作業が終了しましたら、自信をもってこの時計を日々使用したいと思います。

 

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2007年1月22日 (月)

今日の作業机(3) ビブログラフのレストア

P1010267_1 今日の作業机もタイムグラファのレストア!

某有名時計店の依頼で (現在ビブログラフのメンテナンスをしてくれるところは無いと思われます。) 

スイス製ビブログラフの修理の作業中です。 ビブログラフの詳細はこちら!

このビブログラフとても大事に使用されたようです、仕事用工具とか測定器を見させていただくと、その会社や時計士さんのレベルがわかります。キレイです! 内部にホコリも少ないし、タバコ吸いがいない時計修理には良い環境なんでしょうね!

生産から三十数年、あらゆるパーツが経年変化し、ある日突然動作をやめます、そして私の元に修理依頼がまいりました。

さっそく症状から診断を開始・・・・・・・。

やっとたどり着いた数点の不良部品を交換し、続いてスパークにより傷んだスイッチをレストアいたしました。

この作業により無事、元気にペーパーに打刻をし始めました。

そして、今後のコンデション・アップを狙い電子部品の中で一番経年変化に弱い電解コンデンサーを全数交換いたしまして

数日後の納品までランニングテストに入ります。

それにしても、この2週間で3台のタイムグラファを修理しました、修理室の壊れたタイムグラファ 廃棄される運命にならないよう、レストアいたしますので、お申しつけください!

つぎの「今日の作業机」は時計の修理をお目にかけます。

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2007年1月20日 (土)

今日の作業机(2) タイムグラファのレストア

P1010210 今日の作業机はタイムグラファ(機械式時計用歩度・精度・測定器) レストア作業中です。

このタイムグラファーIC-70は現在、時計師さんが現用されている最多機種と思います。

先日レストアしたTR-3はトランジスタ式でしたが、このIC-70にはICが使用されています。

前期と後期モデルがあり、当機は前期モデルです。

前期と後期の外観的には側板が木製が前期、プラスチック製が後期です。

回路は基本的回路は同じなのですが、使用されるICがCAN-TYPEのICで現在入手が不能なICが多いです。

まあ、入手が困難な場合はICの内部回路が公開されており、難しい回路ではありませんので、究極の修理は可能です。

後期はICにTTL-ICという現在でも同型が生産され、又互換性のあるパーツが入手可能です。

30年前の究極のハイテク測定器ですね!

このタイムグラファも最終チェックが終了したので、そろそろ納品です。

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2007年1月17日 (水)

大陸横断バスのよう

早朝の高速バス停留所は、昨夜からの冷え込みで厳しい凍結。

初めて乗った高速バスは、かつて「逃亡者」ではじめて見た大陸横断バスのよう、ドライバーに「乗るのかい!」と声を掛けられ、当ても無く逃亡するデビッド・ジャンセンの気分でバスに乗り込む。

携帯プレーヤーの色彩のブルース 「昨日の夢オレンジ色の陰り、今日の夢沈黙の気配しめす ・・・・」 急いで駆けつけて上がった気分を 物憂げな明菜の囁くような歌声で、クールダウンさせる。

常に新幹線を利用しての上京でしたが、先日帰郷した二男が使った高速バスに興味があり、昨日利用してみました。

最大のメリットは料金、東御市から東京まで往復 6,050円、佐久平駅での駐車代をふくめると約12,000円の半額。

欠点は、約3時間と倍の時間ですが、プアーな私にとって少々の早起きは「6千円の得!」

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2007年1月10日 (水)

今日の作業机(1) タイムグラファのレストア

P1010166  今日の作業机はタイムグラファ(機械式時計用歩度・精度・測定器) レストアを依頼されましたので、作業中です。

時計屋さんが、コン コン コンと音を響かせて時計の精度を測っている機械です。

通常は時計の修理をしている机なのですが、お客様からの依頼でレストアの作業をしております。

このTR-3は富士電子工業製のタイムグラファで生産から約30年は経過しております。プロ用の測定器ですから、民生用の機器と違いしっかり作ってありますので年数が経過してもレストアによって新しい命が吹き込むことが可能です。

オール・ソリッドステート式(もはや死語!)。今では考えられないなんと5KHzの水晶発振子(真空管スタイル)から数段のトランジスタのFF回路により正確にモーターを回転させ、時計のチックタクを信号に代えて機械時計の歩度をペーパーに打刻する測定器です。詳細はこちら

当時はトランジスタ回路の設計が確立してなく、このTR-3のようにデジタルとアナログが混然とした回路は動作が非常に不安定です、私は沢山レストアした履歴から独自の回路改良により安定した タイムグラファにレストアしております。

このTR-3は入庫チェックでは全くの不動品でした、チェックにより5KHzの水晶発振子が発振していないことが判明、多分この5KHzの水晶を交換すれば直ったのですが特注すれば数万円の水晶なので、発振回路の改良により数時間の格闘で発振に成功。

発振さえすれば、あとはじっくりレストアです。

直らなければジャンクのタイムグラファを1台救うことができそうです!

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2006年12月12日 (火)

クオーツテスター (コマーシャル!)

P1010691  リコーのクオーツテスターのレストアが終了しましたので販売用にウエブにアップいたしました。

時間をかけて基本水晶発振の周波数を校正いたしました。

数年前はJJYと言いまして、短波で標準電波が発射されておりこのような周波数の校正は短波受信機が有れば楽だったのですが、現在はJJYは電波時計でご存知の35KHz 40KHzという長波になってしまいました。

私はこの代替として周波数カウンターをテレビ局のカラー信号で校正しテスターの周波数調整をしております。

(原子時計が基準時計ですから超正確です。)

このテスターはクオーツ腕時計の電子回路の電圧・消費電流計と時計用電源も搭載されております。

クオーツの計測はこれ1台で OK!

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2006年11月29日 (水)

匠の時計修理士2級 認定証授与式

P1010618_1 今日は今年の総決算的な日です。

匠の時計修理士2級の認定証授与式に長野へまいりました。

合格した7人と県時計商組合の中澤理事長です。

ちなみに私は左端の茶色のスーツのオジサンです。

授与式の前、1KWの変更検査の落成届けを出しに直接、信越総合通信局へも行ってきました。

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2006年11月10日 (金)

信州 匠の時計修理士2級に合格!

 5月から始まった信州匠の時計修理士の講習が10月末に終了し、今月2・3日に試験が行われ本日HPで合格者が発表され、おかげさまで合格いたしました。

http://www17.ocn.ne.jp/~naganoji/naganoinfo1.htm

じつは、試験の出来が悪く、ブログに書く元気も失せていたのです。

合格を無理と自己判断し「来年も講習に行くぞ!」と決心していたのですが、感激です!

竹岡一男先生をはじめとする講師陣に感謝をすると供に今後も技術向上に精進したいと思います。

今年は、趣味のアマチュア無線の第1級ライセンスとこの信州匠の時計士2級と大きな資格にチャレンジし成果が得られ満足です。

この二つの合格を祈願した 上田市八木沢の 飛梅社 天満宮 さんにさっそくお礼参りに出かけます。

この天満宮さんにお参りしてお願いすると100%合格です。

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2006年10月11日 (水)

100億年に1秒以下の誤差

読売新聞によると、世界の時計標準器として 「光格子時計」が承認されるとのこと!

世界中の時計が示す1秒を決める「標準器」について、東京大学で開発中の光格子時計が次世代候補に浮上した。

10日からフランスで開かれる国際度量衡委員会で正式候補として承認される。

 光格子時計のデータは原理的には、100億年に1秒以下の誤差しか出ない。標準時の基になる次の標準器が最終的に決まるのは10年以上先だが、五つの候補の中では最高性能になる可能性があり、採用の期待が高まっている。

 光格子時計は東大大学院工学系研究科の香取秀俊・助教授が2001年に発表した。何本ものレーザーを格子状に交差させて、その間にストロンチウム原子1万個を固定する。この原子が吸収・放射する光の周波数を基に1秒を決める。

 周波数を測定する時の誤差がごくわずかあるため、原子の数を増やして精密にするほど時間が正確になる。候補に挙がる水銀やイッテルビウムを使った欧米発の次世代時計では、原子が1個だが、光格子時計は最終的に原子100万個の活用を目指す。

 正確さに注目した米、仏の研究所が光格子時計の手法で良好なデータを出したため、発表から5年で候補に浮上した。産業技術総合研究所計測標準研究部門の大嶋新一・主幹研究員は「将来性のある技術で、海外での研究も加速しており、有力な次世代候補になりうる」と話している。

(2006年10月9日3時0分  読売新聞)

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2006年9月28日 (木)

物欲王子!

P1010044 物欲大魔王とはJA1BBP早坂さんですが、私は今トレンドの 「物欲王子!」

物欲王子がなにを購入したかというと・・・・測定器・・・機械時計の歩度を計測するタイムグラファです。

時計屋さんへゆくと時間調整にカンカンカンと時計の精度を測定してるあれです。

国産では三十年前程前に数社が時計店向けに生産しておりましたが、現在はすでに生産されておりません。

私も現在IC-70 タイムグラファを持っておりますし、HPでタイムグラファの中古品も販売しております。

その私がなぜ購入してしまったかというと、従来のタイムグラファというのは同期モーターを回して、日差をペーパーに印字をしている機械式なのですが、この画像のMTG-3000はグラフと数字で日差と振動数と片振り又テンプの振り角がデジタルで表示されるのです。振り角というのは振り子の時計で言えば、振り子の振り幅です、歩度とこの振り角を計測することにより精密時間調整が可能になります。

同様の測定器は市販されているのですが、SWISS製で40万円と高価でとても手がでませんでした。

振り角は訓練をし目視で読めないことはないのですが、日差以外にも様々なメカニカルウオッチのデータがデジタルで表示されること、15万円と測定器にしてはリーズナブルと、検討しておりました。

TYMC社は中国の会社ということで正直、品質に当初疑問を持っていたのですが、同じ2級信州匠の時計師受講中の方がランク上のMTG-4000(カラー液晶)を購入されまして、これ幸いと見せていただき品質に納得がいったので購入いたしました。

インプレッションですが、Verry Good !です。

もう数十年前製のタイムグラファはノスタルジーの彼方へ消え行く運命でしょうか!

ま、それでも時計屋さんの カタカタカタ と昔ながらのタイムグラファーの音はメカニカルウオッチには似合うかもしれません。

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2006年8月 4日 (金)

フランク・ミューラー in KARUIZAWA

Mvc1999042819007s_1 先日、軽井沢でフランク・ミューラー展が開催されたことを書きましたが、フランク・ミューラー氏が軽井沢を訪れていたようです。

本日付けの長野県の地元紙「信濃毎日新聞」 ( 地方紙では別格の発行部数約47万5千部。県内普及率は7割に達する。)一面の「山ろく清談」で時計について 「機械式時計というのは心臓の鼓動に合わせて動くものです。つまり魂を持っている。」と語りました。

(引用 信濃毎日新聞 2006 8月4日 記事)

画像は私が1999年にジュネーブ郊外のウオッチランドでお会いした時のものです。

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2006年7月18日 (火)

フランク・ミューラー展 in KARUIZAWA

Bre  軽井沢ホテル ブレストンコートでフランク・ミューラー展があるのを知り、今日雨の軽井沢へ行ってきました。

http://www.blestoncourt.com/events/detail.cgi?id=110

約60本程の腕時計がテーマごとに展示され避暑地軽井沢の雰囲気とあいまってセレブな展示会でした。

ユーザーらしきご婦人の皆様と接待の方が見えましたので、軽井沢一泊のユーザーさんへのご招待でしょうか!

時計ファンの男性は残念ながら見かけませんでした。

今月末まで開催されるようです、初夏の軽井沢へ又ルート18を西へ20km程先の当店にお出かけください。

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2006年7月 8日 (土)

SEIKO メカニカルウオッチの資料

P1011075 P1011076 先日、先輩の時計師さんから大変貴重な資料をお借りしました。

㈱服部時計店( SEIKO)の1968年のウオッチ技術解説書(115ページ)と1971年のファイブスポーツ・スピードタイマー(34ページ)の修理ハンドブックです。

このような当時の資料は大変少なく、私たちビキナー時計師には最高の資料です。

この本の書き込み内容から、時計屋さんを集めて開催された技術講習会での資料のようです。

1968年というと機械式時計真っ只中、高級品はグランド・キング 普及品はセイコー5という時代です。

通常はSEIKOから新しいキャリバーが発売されると修理に必要な分解図を含めたアフターサービス用の詳細なデータが供給されておりました。

この2冊には代表的なキャリバーの技術解説と全般的なケース等の外装のデータ、またタイムグラファなどでのテン輪の片重りの取り方、内端カーブの説明等の 「高精度の時間調整法」も記載され 匠の時計師 勉強中のとても良い資料となりました。

これによりセイコーのクロノグラフの資料も入手できましたので、スピードタイマーのオーバーホールにも挑戦したいと思います。

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2006年6月22日 (木)

匠の時計修理士2級講習会 四日目

21日のP1010147 2級の講習は精密時間調整の四日目の講習でした。

先月の講習には一連の時計講座の開校式も兼ねており、長野の各民放TVが取材に来ておりました。

正直な話、家にいる時と同じラフなかっこうでいったのでカメラがあまりよってきませんでした! 

それでもSBC(信越放送)の夕方6時前のニュースでインタビューに応じている他の受講者に混じり、時計に取り組んでいる雄姿!?が写りました。

後に何人かの顧客や知人に「テレビに写ったね!」と言われました。

良い服着ていくんだった!!

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2006年6月 2日 (金)

いわて機械時計士技能評価がスタート!

信州から、そして いわて から!

 5月18日に岩手県でメカニカル・ウオッチの技術検定が行われると書きましたが、その母体であるSIIセイコーインスツル社のプレスリリースにより詳細が公開になりました。 プレスリリース

 「いわて機械時計士技能評価」は、IWマイスター、1級、2級の3つの等級を設定し、学科試験及び実技試験を実施、合否判定を行います。試験内容は、時計の分解掃除、精度調整、バンド調整、知識など等級ごとに難易度が分かれ、機械式時計の修理に携わる方などを中心にどなたでも受検することができます。合格者の方には、合格証書を授与いたします。 プレスリリースよりコピー

盛岡セイコーでの「雫石高級時計工房」はメカニカルウオッチのグランドセイコーの故郷です。

6年ほど前にセイコーウオッチ主催のグランドセイコー・セミナーで盛岡セイコーを訪れました。

セミナーの中でメカ・キャリバーの組み立てがありまして、最終のテンプを組み込む作業を教えていただいたのですが、テンプをそっと時計にセットすると生き物のようにテンプが動いたのです。

この時の感激は忘れられません! 盛岡セイコーのマイスターの皆さんありがとうございました。

とても物腰のやわらかなマイスターの皆さんがなつかしいです。

長野県は時計屋さんの組合が主体でエプソン シチズンがバックアップし、岩手ではメカGSの

盛岡セイコーが主体での技能検定です! あなたも参加しませんか!

それにしても 精密時間調整は難しい! 匠の2級の勉強に脱進機の調整を練習しておりますが又 ヒゲゼンマイをオシャカにしちまった!

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2006年5月25日 (木)

匠の時計修理士講習会が始まりました!

P1010151  信州スキルアップ事業として松本技術専門校に時計修理専門の教室が完成しました。

真新しい教室で3年目を迎えた、信州 匠の時計修理士 講座が、11月2・3日の試験を目指し、トップとして2級の講習会が23日から開始されました。

講師はセイコー・エプソンの竹岡先生と高田先生です。

竹岡先生は 技能オリンピックの金メダリスト、高田先生も技能大会での優勝者です。

生徒は県外からの一人を含め、9人の時計師です。

さっそく自動巻き腕時計の「精密時間調整」の講習がはじまりました。

レベルは非常に高く私は非常に苦戦しましたが、資格取得を目指し、9人の仲間とチャレンジしてまいります。

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2006年5月18日 (木)

岩手でメカ技能評価認定制度がスタートの予定

 時計の技能を評価する制度は国家検定として 1・2・3級の時計修理技能士があります。

過去にはCMW といって米国時計学会(HIA)日本支部により資格認定が行われ、CMW(Certified Master Watchmaker)資格者として800人にも及ぶ方が認定され現在も活躍されている方も多いのですが残念ながら1981年以降は試験も無くなってしまいました。

CMW資格取得者の皆さん!機は熟しております試験復活をお願いいたします!

1969年に諏訪精工舎(現セイコー・エプソン)がクオーツ腕時計を発明しメカ時計からクオーツ腕時計に時計の世界が大きく変貌し CMWの試験は消滅し、国家検定の時計修理技能士の試験も実情に合わせたクオーツになりました。

つまり今までの技能が時計屋を営業するのにメカ時計の技術は必要なくなったのです。

そのクオーツ腕時計も1年間に7億個も生産されるのですが、個数からするとその数パーセントしかシェアのないメカウオッチが売上げ高ではクオーツを大幅に凌いでおります。

そこで、再びメカ時計を修理できる技能が必要になってきました。

現在ではヒコ・みづのや数校の近江時計学校 があります。

長野県では時計店の組合主催の「匠の時計修理士」の資格制度が一昨年より開始され、私は3級を取得いたしました。

そして、今日ビックニュースが業界紙により伝えられました。

「岩手でメカ技能評価認定制度がスタートの予定!」

グランド・セイコーのメカニカル・ムーブメントを製造する 盛岡セイコー工業が中心となり

今秋の第1回評価試験をめざしてとのことです。

長野と岩手での動きが大きな潮流になることは間違いありません!

来週からは私の「匠の時計修理士2級」の講習が始まります。

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2006年4月30日 (日)

ジャガール・クルトのクロック