2010年3月18日 (木)

時計旋盤

P1010150 今日は松本技術専門校で「時計用旋盤」の講習があり参加してきました。
時計の部品を製作するには旋盤は必需品です。 部品が壊れた場合、メーカーに在庫があれば入手できますが、無ければ製作しなければ、修理ができません。

今回、専門校の備品として時計旋盤が備えられて時計修理士の大先輩が講師になり、講習が行われました。
この旋盤、最高級リグが1.5台買える超高価で、とても買えそうもありませんが欲しいですね!

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2009年10月29日 (木)

信州匠の時計修理士

私は時計屋のオヤジです、HP http://www.sato3.com/での営業もしております。
明日は、「信州匠の時計士」の試験の立会いで松本へ行きます。

信州匠の時計士は2004年に長野県の時計屋さんの業界団体が長野県の承認を受けた機械式時計修理士の資格です。 私は初年度に3級を受講・合格その後2級にチャレンジし合格しました。

明日は1・2・3級を目指して沢山の皆さんの試験が行われます、健闘をお祈りします!

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2007年11月12日 (月)

2007年度 「信州 匠の時計修理士」合格発表

合格された皆さんおめでとうございます! 

本年度の「信州 匠の時計修理士」の合格発表がありました。情報によると約40%の合格率とのこと、狭き門です。合格を目指し1年間にわたり努力された受験生に敬意を表します。

合格発表ページ

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2007年11月 3日 (土)

第4回「信州匠の時計修理士」認定試験開催

Takumi00_2 久々の時計ネタです。

長野県の時計屋さんが、自らスキルアップに取り組み、長野県又、県内の時計メーカーの強力なバックアップで始まった「信州 匠の時計師」が第4回の認定試験を迎えました。 1年間の講習で培われた機械時計修理の技術を発揮し、受験生は最長時間9時間の長丁場で機械式腕時計の修理にあたりました。 

集中力が必要な機械時計の修理、昨年は私自身が2級に挑み、辛くも資格を取得しましたが、長時間の集中で終了後は経験したことがない程の疲れを感じました。 今年は昨年の恩返しで講師と検定員をさせていただきました。

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2007年7月 3日 (火)

ニコラス・G・ハイエックセンター

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右の画像は2004年4月17日のバーゼルフェアでのΩのプレスカンファレンスの様子です。右から2人目がスウォッチ代表のニコラス・G・ハイエック氏です。

5月24日に銀座6丁目にオープンしたのはニコラス・G・ハイエック氏の名前を冠したスウォッチジャパンの本社ビル 「ニコラス・G・ハイエックセンター」に昨日いってきました!。 取り扱いの オメガ・ブレゲ・グラスヒュッテオリジナル・ジャッケドロ・ロンジン・スウォッチ等の直販が行われています。

驚愕したのは左の画像が1Fですが各ブランドの円柱のブースがあり時計を見ていると女性が近寄り 「どうぞ、こちらがエレベータになっておりましてΩのフロアーへ!」 ぶっ飛びました。 このビルの設計は世界に注目されている建築家の 坂茂(ばん・しげる)氏だそうです。

Ωからジャッケドロ・ブランパン・グラスヒュッテオリジナル 素晴らしい時計を見せていただき満喫して参りました。 イヤー こんなのは世界中で日本だけですね、スイスでもこんなのはありません。   時計ファンの皆さん 行くべし!スウォッチ は凄い!。

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2007年6月26日 (火)

オリエント グランプリ100 多石狂騒時代

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以前所有していたオリエント時計のグランプリ100です。石数が多ければ正確な時計という「多石狂騒時代」の100石の時計です。

なんと89個のルビー 11個のサファイアがムーブメントに散りばめてあります。 時計の通常の石は磨耗を防ぐための軸受けに使われておりますが、サファイアは自動巻きのローターに7石、受けに4石。そしてムーブメントの周辺も・・・・・・。

現代でしたら99.99%のゲルマでもムーブメントにいれると売れるかも。(笑)

近日中にもう1本「多石狂騒時代」の時計をご紹介します。

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2007年6月23日 (土)

5722 GS クロノメータ 多石狂騒時代

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5722GSクロノメータをオーバーホールしました。文字盤には35石の表示があります。 手巻きですから20石もあれば上等ですが、当時は石数が多ければ高級品というトレンドでした。 オリエントには、なんと!100石というモデルもあった、そんな時代でした。分解してみるととんでもない所に石が入っています。カレンダーの日車の下、日回し車の下、等々 。(地板画像をクリックすると判明します。)

つまり無理やり石をいれて石数を増やしたんですね。まだまだ時計文化が未成熟なころの最高級時計です。

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2007年6月22日 (金)

クロノス 時計情報誌

Hon_1 クロノスはドイツの時計情報誌の日本版です。 2005年に発刊いらい2月に一度発行されるこの今月号で11号になります。今月号は4月に行われたバーゼル・ワールド S.I.H.H  WPHH の記事です。

この本のウエブサイトができました。 ユーザー登録をするとジラール・ペルゴが1本抽選であたります。 http://www.webchronos.net/

とてもレベルの高い時計情報誌でお勧めですが、希望を言うと 独立時計師を書いて欲しいですね。 まぁ メーカーさんの広告がないと存在しない雑誌なので、キビシイと思いますが。

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2007年5月29日 (火)

本年度 匠の時計修理士3級講習会 が始まりました。

P1010209 松本市の松本技術専門校で匠の時計修理士3級講習会が開始されました。私が所属する長野県時計宝飾眼鏡商業協同組合 の匠の資格者4人がその講師を勤めます。

私も指名を受け10回の講習の内の3回の講師を勤めることになりました。参加される皆さん全員が合格しますように私も一から勉強しながらこの任にあたりたいと思います。

時計修理士国家検定は当初は機械式時計で検定を行いましたが、昭和39年の諏訪セイコー(現セイコーエプソン)のクオーツ腕時計の発明により、数年後の時計マーケットは機械式からクオーツに大きくシフトした。クオーツ時計の時代となり、技能検定の実技試験にはクオーツ腕時計が使用され、現在に至ります。

現在ご承知のように人気の高級時計は殆ど機械式時計なのです。機械式を修理できる技能の伝承が20年以上も途切れてしまいました。 正にこの時が技術伝承の好機と当組合の皆さんが捉え、2004年に匠の時計修理士が、長野県の資格認定制度第1号となり、東洋のスイスと言われた県内の時計製造メーカー セイコーエプソン シチズン平和時計 ミヨタ の3社の強力なバツクアップで始まりました。 そして3年間で1・2・3級あわせて39名の匠の時計修理士を輩出し活躍しております。又昨年は盛岡セイコー工業(メカGSの製造元)が中心になりまして、岩手機械式時計士技能評価がスタートいたしました。本年も2年目の試験が行われることが発表になっております。

昭和30年代はCMWという時計修理の資格もあり、800人もの資格者を輩出し、そのご開始された技能士国家検定と合わせて日本の時計修理を支えてきました。CMWの試験の復活も大いに期待したいところです。

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2007年5月25日 (金)

クロックのオーバーホール in Uhren-Atelier

P1010060_2   今日は一日雨降り、こんな日は外商にでず、大型クロックのオーバーホールをしました。 私もまだまだ新米修理士なので分解の前には必ずデジタルカメラで数十枚撮影いたします。 この方法は腕時計のオーバーホールでも同じ方法です。

このクロックはオランダ・ワルミンク社製ですがムーブメントはドイツ製です。 この時計は報時機構がないシンプルです。 画像下にワイヤーが見えますがワイヤーの先には重睡(おもり)が下がります。

半日かけてオーバーホールし Uhren-Atelier の壁に掛けました、時計が修理により動き出すといつでも感激です。

一週間ほどかけて時間調整をいたします。

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