Hi-Power EFHW Antenna の試作
ローカル局に15m長ほどのLong-Wire にICOMのAH-4で給電しDXを楽しんでいる局があり多いに刺激を受けました。
様々なアンテナの選択がある中でMAIN-Antennaとしての選択だったと聞きます。
まずYou-Tubeで海外局のEFHW(End Fed Half Wave Antenna) をお勉強、 作り方は良く理解できたのですが
一番の電波の飛びに関する記載はゼロ! とくに書かれているYou-Tuberのコールサインを私のLogで調べたのですが残念ながらDX'erは皆無。
仕方なく自分で確かめるしかありません、
① 49:1のバランを製作してみる FT240 #43を使用
10mのワイヤーをTowerから引き下ろしてSWRを計測するとなんと21MHZにSWRの下がる点があった。
設計の14MHzにはSWRの低い地点無し、理解できず。
21MHZ FT8で運用すると5エレ八木と比べて-15dbほど計測値(送受とも)
八木のゲインを勘案すると問題なく動作しているようす。
② EFHWはALL-BANDで運用できるような錯覚に近い表現が多い、
私の条件は固定局用でHi-Powerで運用が可能なこと。
上記のバランでは
テストも含め14MHzに絞った製作に切り替えた、要は飛ばないアンテナは不要ということです。
ツエッペリン・アンテナがモデルです、Towerから7m離れた鉄製物置の屋根に給電点で10mのエレメントはTowerから引き下ろす。
49:1のバランは使わず50PF 4KVのエアバリコンから2μHのコイルに接続しそこから10mのエレメントを接続。
約30PFでSWRが14.1MHzで1.2に下がった。
ここで実際に送信してみる、500W FT8 で4KVの高圧バリコンはスパークしなかった。
Wの局と数局QSOしながら5エレ八木とEFHWで約-10dbほどのゲイン差を計測。
十分に使用に耐える性能だと思われる。
後記
後日 既設のDX-88バーチカルと比較してみた、DX-88は地上高2mとカウンターポイズはBAND事に1本。
FT8での受信DATAだけだがEFHW ZL7BX 20mFT8 EFHWが -4db -5db -5db を計測、DX-88は-10db -11db -10dbと計測。
やはり空中にλ/2浮いている分GAINがあると思われる。 ZL7BXからは200Wで-4dbのレポートをいただいてQSO後計測。
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