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2016年3月29日 (火)

H B D ! & (続)バーチカルアンテナの憂鬱 (1)

H B D が過ぎました。 年を重ねると嫌な事もありますが良いことも多くまんざらではありません。

数年前、「バーチカルアンテナの憂鬱」 とこのBLOGの中で書きました。
JAの普通の家LOW-BANDにQRVするのは正直無理があります。しかしJA0-DX-GANGのメンバーでも160mは200を超える局もあります。 しかしLOW-BANDでの珍局QSOやパイルを抜くと他のBANDでのNEWと違ったアドレナリンが脳を満たします。

今回、再び80mのバーチカル+ エレベーテッド・ラジアル(2本)に挑戦しました。
現在3方向に張ったスローパーを使用しておりますが、1本で済めばこれにこしたことはありません。

Towerから7m程離れたスチールの物置の屋根の給電点を設置。 25mのTowerにはロープが上がっておりましてエレメントのワイヤーを引き上げます。 前回はアースの考え方で失敗したので、エレメント・ワイヤーを正確に切り、Towerの根元のアースポイントとエレメントで3.510MHzでの共振を確認。
給電点にはバランを使いアースから分離、エレベーテッドラジアルを各々1本ずつ接続し3.510MHzでアナライザーがX=0とSWRが3.510MHzで下がるのを確認。 2本を束ねて、MFJ-259Bは R=35 X=0 を計測した。
この状態でエレメントの切り貼りをしSWRを下げると間違いが起こる。
これからインピーダンス・マッチングに入る、35オームを50オームに上げるトランスかカップラーが必要となるが、今回もヘヤピン・マッチで挑戦。 「給電点をショートさせるアンテナはダメ!」とおっしゃるOMもいらっしゃいますが、私のTowerに上がっている3本はヘヤピンです。
そこで、エレメントを3.6MHzに共振させ(長さをカットです。)給電点にバリLを並列に挿入。
今回は4μHでSWRが 1.1 まで下がりました。 4μHをビニール線を直径20cmで数回巻いて作りバリLと交換。

エレベーテッド・ラジアルはEU方向1本とVK0方向の2本, 2本のエレベーテッド・ラジアルは地面に引いた「数十本のライアルに勝る」というデーターを信じての作業です。

今朝はEU方向の1本エレベッテッド・ラジアルで、ハード島の信号は耳Sでスローパーより「1つ悪い」とでております。
今日はVK0方向にも張ったので明日が楽しみです。

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