フェーズドアレーの憂鬱 欄外編
以前、フェーズドアレーを実験中に理解する為に書いたアンテナの等価図です。
ここで、このアンテナの電流の位相について考えてみた。
等価図はまぎれも無いRLC直列共振回路であります。
Lに電流が流れると位相は90度遅れます、逆にCに電流が流れると位相は90度進みます。
LとCには180度位相が違うわけでスペクトルを見ますと
双方の電圧が同じだとRに流れる電流の位相には差がでません、しかし電圧に差があると
Rに流れる電流には位相差が現れます。
つまり、負荷の違いにより電流の位相が違ってきます。
そして共振周波数の時には 2πfL=1/2πfC と同電圧となり相殺され電圧と電流の位相差はゼロになります。
これを判りやすく書いてあるサイトは http://www.geisya.or.jp/~mwm48961/electro/alternate2.htm
周波数によりどの程度、位相が変わるのか?
これは実験してみようと思います。
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