TL-922 バンドスイッチ修理 メモ
送信と同時に「バチッ」と放電音が発生! バンドスイッチが溶着し動かなくなりました。
そこで溶着したTL-922のバンドスイッチを修理しました。
突然、発生した寄生振動などでバンドスイッチの負荷側が突然高圧が発生しバンドスイッチの端子間で放電するようです。 これを防ぐのは即フルパワーで運用しないことが良いとのこと。
このバンドスイッチの改良版を頒布されていらっしゃることも知ってはおりますが、今回は予備機から同じバンドスイッチを移植した。
ところが、こちらのスイッチも同じ箇所が溶けておりました。
そこで不要分のスイッチから良い端子を外して使用、端子はカシメてありましたが、まずは4mmほどのドリルで
カシメの頭を削り、2mmのドリルで穴を開けて外した。 カシメの直径は2.5mmありますので2mmのビスを使い固定。
バンドスイッチ周辺は非常に混んでおり作業は4時間ほどかかりました。
交換取り付けが終了し入念な配線とハンダくずの除去をおこない。
緊張の電源投入・・・・・。 何事も無く動作開始にホットしました。
高電圧がかかるので、他の機器の修理の何倍も注意が必要です。
(この作業には3000V以上の超高電圧がかかる部分の修理です。
感電時には人命に関わります。
ご覧になって作業されて事故が起きても私には全く責任がありません。)
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