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いもハンダ発見!
SANKENの電源用ICのハンダ付け不良の様子です。
30年は経過している機器です。 フラックスが腐食を呼んだのでしょうか。
この機器の故障の症状。
コールド・スタートでは完全に動作開始。
約10分ほど経過すると、動作停止。
ところが筐体を動かすと動作することもあった。
完全にダウンしていれば対処しやすいのですが、「時々」とか「時間を経過すると」 動作しないというのが 修理が難しい。
不動が再現しない場合もありますが、今回は上手く不動が再現しました。
どのように動作が止まるのかを検証するために、停止する回路から6ヶ所のテスト・ポイントを引き出す。 電源を入れて10分ほどで回路が停止し±12Vのうちの+12V回路の電源が落ちることが解った。
電源は24Vを12Vに電源用ICを使用して安定化しており、このICの交換と思われた。
作業前に「良く見る!」と 画像のイモハンダ を発見!
ハンダに含まれるフラックスによる腐食のようです。
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