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2011年4月14日 (木)

MMANAとフェーズド・アレー・アンテナ

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MMANAはとても素晴らしいソフトです、アマチュア無線の実験でこのようなソフトがフリーで使わせていただけるのはととも嬉しく作者に敬意を表したいと思います。

この1年ほどフェズドアレー・アンテナを実験する中でMMANAでのシュミレーションは有る意味ブレーキになっておりました。 それは2エレのフェーズド・アレーは理論的には下記のパターンになるはずです。
104_3 これは (理想大地 ON4UN Jhon氏の Low Band DXing  参照)にあるパターンでベクトル計算すればカージオイド曲線が現れます。

これに従いMMANAで入力すると上記左のパターンとなります。 アンテナ形状の画面を見ますと電流値に大きな差がでて当然のようにカージオイドとはまるっきりかけ離れた不可解なパターンとなります。
この対策として私は各アンテナに与える電圧を調整しシュミレーションしておりました。

そこでこの問題を解決するべく様々なOMに助言をいただきましたが納得できるものはありませんでした。

最大の問題点
エレメントの共振を大きく離れるとカージオイドに近いパターンはでるのですが共振させるとパターンになりません。

ところが、この最大の悩みを解決に導くOMが表れたのです、OMの手法は位相差と電力分割をするHYBからアンテナまでのλ/4給電線を数値化して入力してシュミレーションをするものです。
このOMの手法でシュミレーションしたのが上記右側のパターンです。
この数値は理想大地として計算してもまだBACKのシッポがあり(ON4UNではBACK 0度では数値は0) 更なる手法の改良が必要ですが、シュミレーションとして使えるようになったと判断します。

これからも便利に使わせていただきます。

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