ICリードの腐食
SN7447AN TTLのICで約30年昔の測定器のタイム・ベースに使われているICです。
私に修理依頼のあった測定器です。
この機器は動作が不安定で動作状態から、電源を落として数時間経過すると再動作しません。
そこでクロック回路を系統だてて、追って行くと数個のICのブロックの動作がおかしい。
その回路の中心のSN7442ANの交換を試みようとICソケットに付いたSN7442ANを外すと・・・・・・・・。
なんと16本足の6本が付いてきません!
ICソケットに刺さったICの足は黒く腐食しソケットの中で折れ温度などの状況により動作・不動作を繰り返ししたものと思われます。
この機器には数十の同様のICが使われております、このICは交換し安定動作をはじめましたが、モグラタタキのように次から次と出てこなければ良いのですが。
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