2010年9月30日 (木)
昨シーズンの75/80m用2エレ・フェーズドアレー・アンテナは2月に総括したように残念ながら良い結果は得られませんでした。一足飛びに2エレへの挑戦は甘かったと反省しております。 しかしながらLOW-BANDとバーチカル・アンテナは切り離せません。 今シーズンのリベンジを目指します! 「バーチカル=飛ばないアンテナ」 と書かれている方もいらっしゃいますが、それはある意味正解 かもしれません。 ダイポールはある程度の高さに上げれば一定の成果が得られるのですが、バーチカルは簡単に「よく聞こえ、飛ぶ」アンテナの設置はできないようです。 このアンテナにはアース側があります。 「エレメントの半分がイメージとして地中に出来る」とアンテナの本には書いてあります、このベクトル表示に戸惑わせられているのではなかと考えました。 低輻射角をもちDX向きといわれるこのアンテナ、「疑問点も沢山あり簡単には飛ばないアンテナ」 と言えますが問題点を一つ一つ解決していけば「夢のアンテナ」 となると信じております。
今シーズンはバーチカル・アンテナを再勉強するために下記のようなアンテナで実験しようと思い設置を開始しました。 1. 80m CW用 ワイヤー・バーチカル・アンテナ TOWERから引き下したワイヤー。 2. エレベーテッド・ラジアル 接地は一旦棚上げして、バーチカル(ラジエーター)にエレベーテッド・ラジアルを加えたグランドプレーン・アンテナになります。 昨シーズンの調整で戸惑ったのはSWRと共振周波数調整でした。 ラジアルの共振をしっかり把握してないと「SWRだけに視点」を持って調整すると給電点が電圧最低、電流最大になりません。当然同軸もアンテナの一部と化し給電点とRIGでのSWRの表示に違いが出て本来の性能を失っていたと思われます。 今回は思考の混乱を避けるために大地への接地(アース)は外して下記のようにいたしました。
ラジアルの設置 最初に2本のラジアルを地上高2mから4m程度に張ります。 このワイヤーは長さを厳密に合せ、調整する際には同じ寸法にします。 そしてDPアンテナを調整する要領で3.505MHzでSWRが1になる様にサイズを調整します。 そして、各々ラジアルの対地間静電容量を計測、接地とアジアルで共振周波数を計測し同じインピーダンスを持ったラジアルを製作しました。 この作業でアース側のインピーダンス(?)が最低に下がったポイントに給電することができます。 等価回路で見るとRg「接地抵抗がゼロに近い状態」 と判断します。 さあ! 思いどうりに行くかわからない「憂鬱」が始まったのかもしれません。 又、良い結果は出ないかもしれませんが夢のアンテナに向けて楽しみが始まりました。
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2010年9月27日 (月)
土曜日夜からCQ RTTY TEST に参加。 MODE-NEW とBAND-NEWをターゲットにゆったりと参戦。 今朝は5時30分起き、15 20mは南米も入感。 BANDは40 20 15m これで100を大幅に超えたのでQSL回収に注力します。
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2010年9月24日 (金)
昨夕、9X0TL午後7時20分28MHzCWでQSO、クラスターにスポットされていたのは判っていたのですが、全く聞こえなく諦めかけたころ急に信号がUP! オンフレから1up とinfoがあり1発でコールバックあり、久々の10mAFでした。
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2010年9月23日 (木)
昨日はLOW-BAND用アンテナの整備をしました。 ① シーズン・オフには撤去してあるビバレッジ・アンテナの給電部まで5D2Vを敷設。 ② 160m用
シャント・フィードにも同軸を接続。 ③ 160m用スローパーのSWR調。 ④ ,昨年フェーズドアレーの実験をしたアンテナをフェーズドアレーは止めて1本のバー
チカルとしてエレメントを交換し設置。 ⑤ 最後に地上高1m程のカウンターポイズを合計100m分設置。
カウンターポイズの静電容量を計測すると380pFほどあった、なぜ静電容量かというと高周波での接地抵抗を考える上で抵抗から接地インピーダンスと変えて考えると理解が進むと考えまし
た。
また表皮効果を考えると、地中深く掘り敷設する接地は高周波的には理論的でないと思われます。
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2010年9月22日 (水)
今日は天気も良く、中秋の名月も眺めることができました。 16歳、高校生の私、文化祭用のダイポールアンテナの整備で学校の体育館の屋根に登り、瓦屋根から名月を眺めておりました。 当時、10月の国家試験に向けて勉強中の私は何故かこの月を忘れられません。
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2010年9月21日 (火)
久々に6時に起床、3.8MHzから聞くが日の出から30分程経過した後だが常連さんはWとQSO中。 30mCWでIK2CIOとQSO、BAND-NEW。 20mでは5N7MがRTTYでEUを軽快に捌いている、スプリットを少しズラせてQSO,MODE-NEW。 強力に入感していたKI7MT とQSO、BIG SIGNAL! と言われて気分良くQRT。
画像はFT-1021X、テーブルタップ、DC13.8V のコンセント, リグ・リニア・周辺機器・PC・ディスプレを接続するケーブルワイヤーは数十本となり機器に入れ替えには混乱の極みとなる。 そこで以前から採用しているのが 「エフ」 ケーブルの元・先に付けて誤接続を防止します。
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2010年9月19日 (日)
先日の雷様被害はLANに及びルーターからPCのLANにまで被害を及ぼした。 ルーターも使用不能になった、必然的に部品取り作業にはいり様々な部品を取り外しました。 画像はWAN側インターネットモデムに接続するLAN端子です。 そのシールドを外すとなんと 「雷様」を発見! 青いのがセラミック・コンデンサで黄色の絶縁用テープに高圧で焼けた痕が見えます。
雷雲が発生したら自動的に切り離すシステムでも創りますか!
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2010年9月18日 (土)
メールチェックしようとPCを見ると電源が落ちている、電源を落とした記憶もなく??と思いながらSWを入れるがLEDが瞬間点滅しただけで電源が入らない・・・・・・・。 PCのフタを開けてビックリ! CPUクーラーが宙吊り状態、 原因はCPUソケットのプラスチックの爪の部分が破損。 FANの止め金具はバネが利いているのでCPUから飛び出したんでしょうね! さっそく部品取り用のマザーボードからソケットを取り外して交換。 電源投入するもCPUの温度が高かったので最初は動作しませんでしたが温度が下がると動作。 パーツの性能はともかく良く考えられていますね。 FANが外れてCPUの温度が急上昇し自動的にシャット・ダウンしたようですね。
ま、いまだにペンティアムⅣ 3.0Ghz と化石に近いPCなので経年変化も仕方無いか!
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2010年9月15日 (水)
2010年9月14日 (火)
シャックの掃除、整理を1日掛けてしまして疲れました。 今月に入り雷被害でのPCの修理、仕事のレストア、FT-1021Xの帰還、スタンバイディレー回路の製作様々な作業をしました。 部屋やワークベンチ上は、ひとつの作業が終了する度に片付けるのがセオリーですが中々できません! 部品は数年前までは大方未整理の状態でしたが師匠の教えに従いかなりの整理をしました。 整理作業をしないと欲しい部品が中々でてきません、挙句の果てにはあるのに購入してしまうことになります。 整理により直ぐに在庫がわかり、無ければ発注と非常に楽になります。 画像は部品の整理の様子です、カラーボックスを使いポリテナー PT-2Bを70個ほど使い積み重ねます。1個230円と高いのですが100均の同様なケースを採用すると金額は良いのですが追加が効かなくなる恐れががあります。 16×12cmのサイズに収まれば小さな作品を収納することもできます。
木製のケースはコンデンサ、抵抗、トランジスタ等を小袋に入れて整理します。
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2010年9月12日 (日)
今日、WDXCに出していた主戦闘機(FT-1021X)が返ってきて不具合は全部直ってきたと思われる。 今回の修理で問題のATTの焼損問題の対策にスタンバディレー回路を製作。 160mはループアンテナとビバレージの2本のアンテナを切り替えております。 受信用ループアンテナでは一次側は送信時に1KVのコンデンサーがパンクする程の高圧になります。 当然受信アンテナ入力にはかなりの電圧が生じております。 タイミングを間違えるとRIGの受信部に高圧がかかり今回のようにATTを焼損します。
本当はPICを使用したいのですが勉強不足で出来ないのでディスクリートで組みました。
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2010年9月10日 (金)
WDXCから連絡があり、FT-1021Xの修理が上がってくる様子。 ATT回路の焼損と18/21MHzのPLLの動作不良、各バンドの感度が規格ギリギリで改修とのこと。 こんな時代物のリグを直してくれるYAESUに感謝!
チップ部品でなければなんとか修理する気になるのですが・・・・・・・・・・。
ATTの焼損は160mでの運用での事故です。 スタンバイ回路のリレーがバタついた時に逝ってしまいました。ラッキーなことに0dbの回路が生きていたので修理まで運用できていたのですが、シーズンがもう始まるのでスタンバイディレイ回路とATTを外付けする予定です。 感度低下は自覚症状はありませんでした。 メンテナンスに出した価値がありました、気にっているリグなので新主戦闘機を導入しても最後の最後まで使いたいと思っております。
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2010年9月 8日 (水)
午前中、久々に2軒のホームセンター巡りをしてきました。 一軒目は 「コ*リ」 日用品以外に材料工具専門館があり充実しております。 もう一軒は 「カ*ン*ホ*ム」 です。 2店ともとても大きいのですが品揃えにはかなりの特徴があります。 ワイヤーストリッパーも「コ*リ」ではアジア製、「カ*イ*ン*ホ*ム」ではベッセツ製を販売、値段もベッセルが安いくらいです、 商品の良し悪しをしっかり見て購入を決めます。 今日の目的は布テープと工具の購入、先日コ*リで布テープを百数十円で「こりゃ安い!」と購入し梱包に使ったのですが、粗悪品です、なんとペラペラと剥げてきます。 今度はメーカー品を買って、レジのお姉さんには不具合をつたえました。
両店で他に購入したのは「ベッセルのワイヤーストリッパー」 今まではニッパーで剥いておりました。 真ん中は「gootのはんだ吸取器」、師匠が使っいて便利そうなので購入なんと980円! 仕事で使う天然ゴムの板と接着剤、昨日手持ちの「ボンドG17」で作業したら接着できません! 良く仕様書を見ると接着可能なリストに 「合成ゴム」 書いてある。 天然ゴムを接着できる接着剤は殆んど無く、やっと「セメダインSUPERXクリア」 を購入、これには 天然、合成とかいてあるのでOKでしょう!
あとの2点はタイラップの一番小さいタイプこの頃多用してるので補充、最後のFケーブルはリニア用の200Vの電源強化用。 画像に有りませんが家族で食べる 「鯛焼き」 を買って帰宅。
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2010年9月 7日 (火)
私の仕事は時計屋さんです、ちょっと普通の時計屋さんと違うのは、お店は24Hour Open のWEBの時計屋さんでス。 そして WEBではアンティーク・ウオッチを中心に営業しております。
そのWEBで紹介しているのが、時計修理用測定器のレストアです。 時計屋のオヤジさんが時計修理に欠かせないこの測定器は当時大変高価でした。 時計屋さんが一挙に導入したのが「技能検定試験」が開始された昭和40年代で機械式の精度を計測するタイムグラファ、クオーツ腕時計の精度を計測するデジタルカウンター式のクオーツテスターです。 私は測定器をメーカーを問わず修理を扱います。 当初は廃業した時計屋の測定器をレストアしてはWEBで販売しておりました。 今回、画像で紹介するタイムグラファは馬場製作所(現存する会社です。)が約40年前に生産したものです。 他社と比べるとユニークな創りをさせるメーカーさんで私はデザインも含め好きなメーカーさんです。 が今回特別困るのが当時あまりに小型化を目指した機器なのでギッチリと基板が詰め込まれておりメンテナンス性の悪いことです。 まだ電子回路の実装技術が確立されていない時代の製品です。 3枚目の画像が水晶発振部ですが水晶発振子が2個ありSWで切り替えます。 発振部分と4段のFF回路が見えます。 当時はゲルマニュームトランジスタの時代ですから修理中電源ショートを一発でAVRのPOWERトランジスタが壊れます。 とくにゲルマのPOWERトランジスは市場にも無く困るのです、 ですから細心の注意での作業が最初から最後まで続きました。
今回の修理は水晶を分周して回るシンクロナスモーターが回らない故障です。横長の基板は分周用で現在ではICの1個で済みますがFFがズラット並びます、そして配線ですが基板上にソケットはありません、全部直結・・・・・・・・・・。 水晶が発振しない現象に数時間、原因は当時のイモハンダでした。
一仕事終了したので無線に戻ります。
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2010年9月 6日 (月)
ある電子機器を修理に久々にお目にかかったのがNECのマイクロディスク 2SC183 1973まで5年間、上田日本無線に勤務しており、当時最新の機器に使われていたのがこのトランジスタ、あれからトントお目にかからなかったのですが、時代を先取りしすぎた商品だったんでしょかうか! 同じ型番では無いですが、裏に両面テープが貼られたシートで流通しておりました。
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2010年9月 3日 (金)
雷被害の無線用PC用の新マザーボードは原因不明でOSをインストールできない。(腕が悪いです) ドライバーのインストール中、 ******.SYS がどうのこうのってINFOがでて先に進まない。 又、時間ができたら再挑戦しましょう。 そこでヤフオクで1,000円で「ジャンク!」と書かれた雷で破壊されたのと同型マザーボードを入手。 1月に1回のペースで2台のPCを完全バックアップしているHDDを新マザーボードに入れればXPもアプリも即立ち上がるという寸法。
ただ即、とはいかななかったのは HDDを表示したあと Floppy disk(s) Fail とでてくる。 FDを認識しないな!と思いXPを立ち上げる, 今度はXPの認証の画面が出る。 以前マザーボードを変えると再認証が必要と聞いていたのを思い出し作業。以前はWEBで即認証されたがXPのサポートが終了したためか 0120 電話で延々と認証番号のやり取り後無事認証。 エラー表示もサウンドブラスターを差したら出なくなりました。 以前本当のジャンクを買って後悔したのですが、今回は「当たり!?」でした。 価値ある 1,000円でした。
これで慣れたPCでオンエアが出来ます。
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2010年9月 2日 (木)
先月の雷被害の復旧が完了しました。 最後に残ったのがリグコントロール用のFIF-232Cの故障でした。 リグからのコントロール信号をRS-232Cにコンバートする機器です。 久々にRS-232Cの勉強をしました、故障の原因はレベルコンバーター用2SC945が不良でした。 今回の雷被害ですが正直疲れました、来シーズンまでに徹底対策をしなければいけません。
WDXCに修理にいっているFT-1021Xの代わりの ご隠居さま TS-830S をセット、ついでにPCをダブルモニターにしLOGGER32とMMTTYを同時に表示できます。 これでSSB,CW,RTTYの運用が可能です。 夕刻、18MHzでサフィックスが同じMW0CRI DAVID氏とQSO, 17mのWels BAND-NEW ! 古いリグも侮れませんね!
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2010年9月 1日 (水)
もう9月、ぼやぼやしてると 除夜の鐘 がなりそうです (笑) 5月のTL0A ペディション のカードが届きました。 17m 15m 40m RTTY CW がNEWのカードです。
落雷の処理が終わりません、YAESUのインターフェース IF-232Cが動作してません。 FT-1021XがWDXCに修理でいってるので、帰ってくるまでに修理をしなければ!
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