ビバレージアンテナ 只今調整中!
ビバレッジはON4UN JHON氏のLow-band DXing 107P の双方向ベバレッジをお手本に製作しました。
「ビバレッジは、大地を一方の導体として、アンテナ線をもう一つの導体とした開放型平行2線の給電線と考えられる。 一方向性の指向特性を得るために遠端は抵抗で終端する必要があり~」 とLow-band DXing と書かれています。
この終端抵抗を外すと双方向になると書かれており、これば便利と製作した。
回路には同軸ケーブルにリレー用の電圧を乗せるのですがRFCとコンデンサーを使用しますので、自ずからSWRのカーブに影響しましたので「開放型平行2線の給電線」にできるよう、一方向ではSWRに影響がないよう、切り替え回路を改造しました。
160m長ではまだ全長が短いのですが、75mで使用すると充分な長さでSN比の良さがでております。 設備として耳は良い方向に向かいましたが自身の「耳」の訓練が必要となりました。
終端抵抗がFB比に影響するとあるので実験をした,先日、妻に手伝ってもらい500ΩのVRで、1Km程離れた場所に発信器とアンテナを設置して試験すると150Ωで良い数値が出た。
今日は、午後3時、抵抗値を450/300/150Ωと変えてFRONT用にNHK上田送信所1602KHZ。 BACK用に信越放送佐久送信所1458KHZの電波を使い単方向と双方向に切り替えてFB比の測定をした。両送信所からは約20Km程の距離にある。
このアンテナは単方向と双方向の切り替えしかできないので佐久送信所は切り替えによFRONTがBACK相対値(Low-band DXing によると双方向時には2db程のFB比がある)なので信号差を見ると
450Ωでは相対感度差 6db
FRONT S9+12db
BACK S9+18db
300Ωでは相対感度差20db
FRONT S9±0db
BACK S9+20db
150Ωでは相対感度差約26db
FRONT S8 (他の局の混信もあり判らなくなる程に信号が下がった)
BACK S9+20db
FRONTにあたるNHK上田放送局を切り替えても9+20dbで変化はありません。
最後の150Ωでの26dbは正直ビックリした、9+20dbの放送が他の放送局の混信に隠れてしまった。
ON4UN JHONは終端抵抗を変えてディップメーターのディップの深さを記録し1~7MHzでほとんどディップが殆んど認められない数値を捜す手法を書いてある。
FB比で調整した150ΩではSWRのカーブは450Ωよりは悪いので本とは矛盾する。
150Ωでの数値が落ち着いたのは終端の接地抵抗とのかね合いがあると思われる。
まだまだ、アンテナの調整が必要なのですが、構成図面をメモとして作りました。
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