クワッドレチャ・ハイブリット
75mフェーズドアレー用ハイブリットを再検証しました。
送信出力を正確に二分し、位相差を90°つけるのがハイブリットの仕事です。位相差は周波数によりあまり変化は見られないのですが、「正確に二分」が中心周波数の3.8MHzに合わない、トロイダル・トランスの線間容量が47pFあります、最終的には、この数値を各々のコンデンサーに振り分けて、設計での数値と実際の数値の一致を見た。
この手のネットワークを使用するとSWRは3.5MHzから3.9MHzまでかなり広い周波数でもSWRは1.5程程におさまる。ところが出力は中心周波数より離れると大きな差を見せる。 つまり狭帯域なネットワークである。 ハイブリッドの特徴である反射波は送信側に現れないのでSWRだけを信じて3.5MHzなどで使用すると、当然ビームパターンも出ず、飛ばない。 ハイブリットを使用した場合はSWRは目安にならないと思われる。
そう、COMTECH製のハイブリットを購入してしまえば、こんな作業は不要なんです。
「アマチュア無線は技術的な趣味だ」とON4UN Jhone氏は言っています。 このハイブリットを作るのあたり色々勉強しました、その課程が楽しいですね!
故にこのフェーズドアレーは75m専用となる。 明日は台風で降ろした2組のバーチカルを挙げます。
能書きは良いが上手く動作するか、目標はFB比10db。
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コメント
もし 材料があまっていましたら
6.7Mはなして もう1本いかがですか?
2エレ+1 リフレクターとして
かなり、FBですよ
投稿: 北さん | 2009年10月11日 (日) 12時17分
エレメントはたくさん材料あるのですが、場所がありません。
リフレクターですか・・・・・・。
これ以上はでにワイヤーを張りまくると太陽が当たらなくなりそうです。
投稿: JAφCRI | 2009年10月11日 (日) 14時08分