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2009年9月22日 (火)

2エレ・フェーズドアレー・アンテナ (Ⅲ)

このアンテナに対しコメントやメールを沢山いただき感謝しております。 どこかに欠陥があるわけなのでまずはハイブットを作業机に戻し動作を調べました。

90°の位相はリサージュを再びチャレンジしたのですが、うまくでず。次に2現象シンクロで確かめました。 この90°の位相差は周波数にあまり関係なくでるようです。その時2つある出力に20%もの電力差があるのを発見。 検証するためにハイブリッドのトランスとコンデンサーを外して数値を確かめましたが計算どうりでした。 入力周波数と2つの出力をグラフにするとある周波数で同数値になります。その分を30pFのコンデンサーでの補正。 これにより3.65MHzで位相、各々-3dbの出力になりました。 その補正値はハイブリッドのトランスの一次側と二次側のコイルの線間容量値と同じでした。 この数値の差は後日、試験用ハイブリッドを製作して確かめてみたいと思います。

この作業により指向性を変えるとノイズの強度も変化し、前よりズッとビームらしさがでてきました。

そして今朝、FH/DJ7RJ を3.5MHzで呼びました、けっこう聞こえていましたが玉砕でした。その後 3.8MHzでAQCさんとQSOするOHの皆さんの信号がビームの切り替えでS3以上は変化いたしました、ただノイズも同様に上がってるのが気になります。 5エリアと比べると当地は20分程度の日の出時間の差はありますが比較して一定の満足感を味わいました。 以前GPを上げた時には散々な結果でしたのでこれで、やっとスローパーアンテナを超えたかな!?

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