真空管電圧計のレストア
先日、友人が物置を整理し廃棄予定の1970年代製の菊水の真空管電圧計161C を発見! ケースはサビ、メーターはガラスにキズがあり廃棄する気分は充分理解できるコンデション・・・・・・・。
持っていれば何時か役に立つと、いただいてきました。 さっそく、電源を入れてるとメーターが0がずれて以外は動作。 ケースを開けて内部を掃除し、ケースをバラして丹念にヨゴレを落とし、サビを落とし、再塗装。 乾燥する時間にツマミ・コネクタを超音波洗浄、メーターのアクリルカバーをサンドペーパーと磨き粉でキレイに。
調整の中でカソードフォロアのコンデンサー2.2μの電流漏れを発見し交換シメーターの0位置不良を、カップリング・コンデンサー 0.1μを容量抜けで交換。 測定器に必要なのは校正ですが、取り扱い説明書は勿論ついていません。もしやと製造元の菊水電子工業のサイトに行くと、正直驚きました30年も前の製品の取説を PDF で公開しております。 ユーザーのことを考えていてくれる良い会社ですね!
それにしても、アナログのメーターは良いですね! デジタルでは出ない細かな動きが判かり、感覚が柔らかい・・・・・・・。
| 固定リンク | 0
コメント