石橋を叩けば渡れない
西堀栄三郎先生の記事がCQ誌に連載されておりましたが、1990年ごろ「MG-GAME」という経営のお勉強をしており、その講師のどなたかのお勧めの本として出合ったのがこの「石橋を叩けば渡れない。」西堀栄三郎著です。
西堀栄三郎さんは第一次南極越冬隊の隊長さんです。日本では始めての越冬だったわけですから、様々な苦労があったんだと思われます。その中で第一次越冬隊でも隊員の個人コールでのQRVがあったようです。 そのオペレータが業務でCWをやるのはとても疲れるがアマチュア無線の運用は疲れがとれると書かれております。 アマチュア無線は楽しいということのようです!
この本の中に「相違工夫」というのがあります、送信機真空管がカソードとヒーターのタッチにより通信が出来なくなってしまったのですが、絶対にあきらめていかん と創意工夫で修理させて1年間もたせたそうです。 普通はタッチした真空管は直せないのが普通なのですが、南極ではスペアは届かないですね、自分の創意で良い結果が出来たときの喜びはたまらない快感ですね。
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