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2007年12月 7日 (金)

OCXO

P1010351先日、レストア中のTS-830Sで3.5MHzでオンエア! いただいたレポートが「佐藤さん、50Hz周波数がズッテますね!」。 昔には考えられなかった現代の無線機の精度になんとか近づくために対策を始めました。TS-830の基準周波数は10MHzです。精度・温度補償には別世界の基板むき出しの水晶発振子と回路。カウンターで簡易校正はしてあるのですが精度は不明。この10MHzを確立させることがまずはスタートと精度追求を検討しました。

デバイスとしてポピュラーなのが、おなじみの秋月電商で12.8MHzのTCXO(度補償回路を付加し、周囲温度の変化による周波数変化が少なくなるようにした水晶発振器。 精度10-7乗 程度か?) が200円で発売されています。

画像は0CXO(温槽によって水晶発振器又は水晶振動子の温度を一定に保ち、動作させる水晶発振器。精度10-8乗)です。 私は仕事でクオーツテスターの修理をしており、クオーツテスターに機器によっては恒温槽水晶発振器が使用されております。 調べてみると200円のTCXOよりこの恒温槽水晶発振器がOCXOと称し一番精度の上がる素子であることが解り、部品取り用クオーツテスターから画像のOCXOを取り外してテストをしました。そしてTS-830Sから取った10MHzの水晶をOCXOの4.320MHzと交換し2時間程度暖めランニングテストをしました。

P1010364 ケースを開けると断熱材のグラスウールを飛散し、吸い込まないようマスク着用で処理。水晶を交換し周波数を合わせて再梱包。

水晶発振子の周りにヒーターを廻しサーミスタで温度管理をし安定した周波数を供給します。 テストはTVのカラーサブキャリアを利用した校正を行い、少なくとも1Hz以下の精度を確認できました。

TS-830以外にもユニバーサルカウンターの基準にも使用を確認できましたので、取り扱い周波数の精度が一桁上がりました。

詳細はHPで後日公開予定。

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