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2007年1月10日 (水)

今日の作業机(1) タイムグラファのレストア

P1010166  今日の作業机はタイムグラファ(機械式時計用歩度・精度・測定器) レストアを依頼されましたので、作業中です。

時計屋さんが、コン コン コンと音を響かせて時計の精度を測っている機械です。

通常は時計の修理をしている机なのですが、お客様からの依頼でレストアの作業をしております。

このTR-3は富士電子工業製のタイムグラファで生産から約30年は経過しております。プロ用の測定器ですから、民生用の機器と違いしっかり作ってありますので年数が経過してもレストアによって新しい命が吹き込むことが可能です。

オール・ソリッドステート式(もはや死語!)。今では考えられないなんと5KHzの水晶発振子(真空管スタイル)から数段のトランジスタのFF回路により正確にモーターを回転させ、時計のチックタクを信号に代えて機械時計の歩度をペーパーに打刻する測定器です。詳細はこちら

当時はトランジスタ回路の設計が確立してなく、このTR-3のようにデジタルとアナログが混然とした回路は動作が非常に不安定です、私は沢山レストアした履歴から独自の回路改良により安定した タイムグラファにレストアしております。

このTR-3は入庫チェックでは全くの不動品でした、チェックにより5KHzの水晶発振子が発振していないことが判明、多分この5KHzの水晶を交換すれば直ったのですが特注すれば数万円の水晶なので、発振回路の改良により数時間の格闘で発振に成功。

発振さえすれば、あとはじっくりレストアです。

直らなければジャンクのタイムグラファを1台救うことができそうです!

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